サルサダンス、ムーンウォーク、暖炉の側でおしゃべり…遺伝子的にもロマンティックになった時代。
スイスに新しく設立されたジーンパートナー社は独身、またカップルを対象に免疫に関わると言われるHLA遺伝子を調査、免疫を高め健康を守る遺伝子の組み合わせを割り出すシステムのオファーを開始した。
関係性をより長続きさせるため、そしてより免疫システムをより高めるために、人間はHLAの組み合わせが遠い相手を自然に選んでいるのかもしれない。
適した年齢、より似た生活基準や目標、ある程度の教育や学歴の一致がもちろん不可欠で、それに加えて、生物学的にも合致することが重要がだとジーンパートナー社のディレクターであるタマラ・ブラウン氏は言う。
しかしながら、もちろん全ての人が愛に遺伝子が関係しているということに賛成しているわけではない。
たしかに、こういったアイデアはすこし奇妙に聞こえるかもしれない。しかしながら、こういった商品を実際に売り出す前には根拠も語ろう。とダスティンペン氏。
HLA遺伝子に関わる愛の研究は1995年にスイスの生物学者であるクラウス・ウェデキンド氏によって、女性はHLA遺伝子が異なる男性の匂いを好む傾向にあるという研究結果と共に開始された。
この研究はいくどとなされ、近年の研究結果では、遺伝子が近いほど子どもを授かる率が低く、さらにお互いに浮気もしやすい傾向にあると分かった。
ジーンパートナー社はこの研究を進めるうちに、パターンのようなものが存在するということを発見、この発見こそがアルゴリズムの強みだとブラウン氏。
遺伝子検査を行なった独身は避妊用ピルに結果を左右されることなく、相手と長く続く関係になれるか否かが分かるとブラウン氏。
ペン氏はまだ未発表のこのジーンパートナー社の研究に対して言及はしていないものの、この先の研究結果が楽しみだとし、またHLAの恋愛に関する役割に関してはまだまだ意見するものもいるだろうと語った。
先を行き過ぎた発見や研究はサポートされず、見落とされ、研究するものが少ない。
非常に前向きな研究は沢山あるが、ネガティブなものも溢れているとペン氏。
もう少し、研究を待ってもらう必要があるかもしれないが、遺伝子マッチで人生が変わったちいうカップルが現れるかもしれないといことを忘れないで欲しいとブラウン氏。
ブラウン氏自身はアルゴリズムが完成るす前に結婚しているが、ブラウン夫婦は自らもテストをし、結果は思惑通り良好だったとのこと。
訳:DiLorenzo,E,O
参照:Looking for Love In All the Right Alleles